ドライブ

ハンズフリー通話を使って思うメリットとデメリット

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つい先日、車を買い替えてから初めてハンズフリーフォンを使いました。運転中に携帯電話を使ったのは、携帯電話を持ち始めた直後の20年位前に数回ありましたが、どうにも危ないと思い自主的に使用を規制しました。それが今回アテンザワゴンに買い替えたことにより、今までエクストレイル以前には使っていなかった機能が簡単に使えるようになったので試してみました。その時感じたメリットとデメリットをまとめてみます。

初めて使った「Bluetooth」

携帯電話をはじめ、コードレスで機器同士を接続するための機能として「Bluetooth」があります。これは携帯端末(スマホや携帯ゲームなど)をその他の機器(プリンタやスピーカーなど)とコードレスで接続するための機能です。接続したい機器同士を一度ペアリング(お互いをコードレス通信する相手と認識させる)することにより、ケーブル接続することなく連動させることができます。

アテンザワゴンでは標準装備としてBluetooth機能が使えるようになっていて、携帯端末からの電話や音楽ファイルの再生などができます。さらに電話がかかってきた時には、ステアリングスイッチで電話を受信したり通話を終了することができます。

昔のハンズフリー通話

僕が携帯電話を持ち始めた頃、運転中にハンズフリー通話をしようとすると、携帯電話のイヤホンジャックにマイク付きのイヤホンを差し込んで、常時イヤホンを耳に入れたまま、着信があると携帯電話本体で通話スイッチを押して話すものでした。

今どきの車と比べると、非常に面倒くさくて危険でした。

アテンザワゴンのハンズフリー通話

前に乗っていたエクストレイルには、後付けのカーナビにBluetooth機能がありましたが、機能自体が良く分かっていなかったことと必要性を感じていなかったせいで全く使っていませんでした。けれど、アテンザワゴンではAM・FMラジオとCD以外はオーディオで聴けないため、スマホ(iPhone6Plus)のアプリで音楽を聴けるようにしようと思い立ち、チャレンジしてみました。

車の取扱説明書を読みながらやってみると、思いの外簡単にペアリングができて、音楽が聴けるようになっただけではなく、メールや電話の着信をカーナビ画面に表示して教えてくれるようになりました。便利だとは思いましたが、運転中にメールをチェックするかと言えば、相手次第なのでメルマガなどの着信があっても特に見ることもなく、携帯電話への着信も全くありませんでした。

音楽については、アプリで聞いてみたところ長距離ドライブなどで電波の悪い場所に入ると聞こえなくなることが分かったので、USBメモリに保存して聴くようにしました。

初めてのBluetooth通話

つい2~3日前、奥さんが一人で帰省した時に電話が来ました。僕は買い物帰りの運転中で、突然それまで聞いていたFMラジオが聞こえなくなり、僕のスマホの着信音が車のスピーカーから聞こえてきて驚きました。とりあえずステアリングスイッチの通話ボタンを押すと、車のスピーカーから奥さんの声が聞こえてきました。音声は若干割れているように感じましたが、話しをするには十分鮮明でした。向こうも普通に聞こえているとのことで、実用上は不自由しないことが分かりました。

ハンズフリー通話のメリット

まず、わざわざスマホを取りだして、通話ボタンをタップするという手順を省略できます。これだけで運転の妨げになる要素が減ります。さらに片手運転をすることがないので、不安定な運転となる可能性も減ります。そして、相手をあまり待たせることなく対応できるので、仕事中に車の運転をしている時などは非常に便利だと思います。

ハンズフリー通話のデメリット

ハンズフリー通話とは言え、両手で運転していても安全とは言い切れません。僕の体験では、話しをしていると集中力の3割から半分くらいが運転から離れてしまいます。幸い僕が話した時は日が暮れていて車通りのほとんど無い場所だったので他の車に迷惑をかけることはありませんでしたが、スピードが急に落ちたり少し蛇行したりと、会話に神経を持っていかれて運転に集中しきれていませんでした。助手席の同乗者と話をするときは、お互いに道路状況を理解しているので、話しかけるタイミングは比較的安全な時を選んでいますが、電話越しだと相手に道路状況は伝わりません。

ハンズフリー通話は安全?

万人に当てはまるかは分かりませんが、僕の体験から行くと、ハンズフリー通話は決して安全ではなく、必要最小限にすべきだと思います。

こちらの状況を分かっていない相手と話をすると、両手が自由であっても集中力が削がれるため、結果的に危険な運転になることが多いように感じます。けれど、機能としては便利なので適切な使い方をすることが大事だと思います。

具体的には、ハンズフリーで一旦電話に出てから相手に折り返しかけなおすことを伝えて、安全な場所に車を停車させてからじっくりと話しをするのです。そうすることで、相手に不快な思いをさせないで自分も事故にあう確率を低くすることができます。

まとめ

今回初めてBluetooth機能を使って通話したことで、

  • ステアリングスイッチを使うと安全に電話を受けることができる。
  • 両手が自由なので、運転操作がしやすい。
  • 両手が自由になっていても、通話に集中すると危ない。
  • 通話に夢中になると、蛇行や速度が安定しなくなる。

そのため、便利な機能ではありますが通話は最小限にして、安全な場所に停車してから改めて話しをするのが、事故に合わない起こさない方法であると思います。

これからの行楽シーズン、便利な機能を過信せずに事故に合わないよう気をつけましょう。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

よろしければ、こちらもどうぞ。

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