これから夏に向けて、本格的な行楽シーズンとなります。そんな時、一度は行ってほしいところがあります。それが今回ご紹介する「神威岬」です。
「神威岬」はどこにある
北海道の西の端、札幌から西に約110km、高速道路を利用すると約2時間半の場所にあります。日本海に面していて、非常に景観の良いところですが、交通の便はあまり良くないと思います。
どんなところ
北海道地図を見ると良く分かりますが、北海道の西の端になり周囲を山と海に囲まれています。積丹半島全体がそうですが、海産物が有名で特に夏場のウニは美味しいそうで、神威岬に向かう海沿いの道路には「ウニ丼」の看板がいくつも出ています。
また、交通の便があまり良くないと書きましたが、公共交通機関が少ないと言うだけで、自動車と移動の時間さえあれば、特に問題なくだれでも神威岬の駐車場までは行けると思います。ただし、岬の先端までは徒歩になるので「秘境」の部類に入ると個人的には思います。
行ってみた感想は
ちょうど3年前の6月上旬に奥さんと二人で日帰りドライブに行きました。当時住んでいた苫小牧から高速を使い、途中余市で昼食をたべたりしながら3時間以上かかって神威岬に到着しました。今思えば出発時間をもう少し早くして、名物のウニ丼を食べたら良かったと少し後悔しています。
余市を過ぎると大きな町はなく、海沿いや山道をひたすら車を走らせましたが、天気に恵まれ景色も良く、楽しいドライブになりました。
神威岬に着くと思いのほかきれいに整備された駐車場とトイレ、レストハウスがあり、平日にもかかわらず道内外各地のナンバープレートを付けた車やバイクがたくさん停まっていました。
まずは岬の先端まで行ってみようと遊歩道を歩きだしました。ところが数分後、岬の先端ではなくすぐ横の山を登っていました。遊歩道を歩きだしてすぐあったわかれ道を反対に進んだようで、一旦逆戻りしてから改めて正しいルートを歩きだしました。遊歩道も駐車場と同じように整備されています。道幅が少し狭い部分があったり上り下りはありますが、危険な場所には手すりもあって安心して歩くことができました。
駐車場を出てから30分くらいで岬の先端に到着しました。途中の風景もきれいでしたが、先端はさらにいい眺めです。空は快晴で「積丹ブルー」と言われる海の青さがより一層奇麗に見えます。そして岬の先端から日本海と、それに繋がる海岸線の素晴らしさは何とも言えません。この景色を見ると苫小牧から170km、3時間以上の道のりと30分かけて歩いた甲斐があったと思い、運転の疲れも吹き飛びました。
神威岬からの日本海また、岬の先端には灯台がありますが、それが思いのほか小さくてびっくりしました。
景色の後は
一通り神威岬の景観を楽しんで駐車場に戻ると、レストハウス周辺にソフトクリームののぼりが目に入りました。少し気になったので近づいてみてみると、「積丹ブルーソフトクリーム」なるものを売っていました。色は積丹の海の色をイメージした青でした。快晴の中、往復1時間歩きましたが6月上旬で海風のある中で、ちょっとソフトクリームと言う気分ではありませんでした。そして何より青い色の食べ物と言うことで、僕も奥さんも「これはやめておこう」と意見が一致しました。
食べてみると美味しいとは思いますが、一般的には青い色の食べ物は食欲が減退すると言われています。僕も奥さんも爽やかな色合いだとは思いましたが、あの色を見ると、どうにも遠慮したい気分になりました。
まとめ
ちょうど快晴に恵まれ、きれいな積丹ブルーを堪能することができました。ちょっと遠い場所ではありますが、道中の道路も混雑することなく快適なドライブになりました。ただこの時は、前日急に思い立っての出発だったので、特に下調べもしなかったので、次回はしっかり計画を立てて、美味しいウニ丼を味わいたいと思います。
神威岬など積丹に関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。
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