車中泊

車中泊初心者必見!!快適な車中泊のススメ〜第1回 ベッドルーム編〜

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ベッド

北海道もすっかり暖かくなり、遠出をしたくなる季節になりました。しかし、遠出をするとなると気になるのは宿泊場所をどうするか。

予算をタップリかける事が出来るのなら、繁忙期で料金が割高になっているホテルや旅館でゆっくりるすることができます。けれど、我が家のように限られた予算で美味しい物も食べたいとなると、宿泊にばかりお金をかける訳にはいきません。

そんな時の選択肢として上がるのは、「キャンプ」と「車中泊」だと思います。

ここでは車中泊4年目になる僕と奥さんが2人で経験した中から学んだ工夫を、これから車中泊を始めてみたいという初心者の方へ向けて、「車中泊のススメ」として数回に分けて公開します。

まず第1回目の今回は、「ベッドルーム編」として快適に眠るための車内空間のうち、寝具関係についてをご紹介します。

その1「平らなスペースは、出来るだけ長く確保すべし!」

まず大事なことは、眠るためのスペースです。なかでも、長さがイチバン重要です。僕の経験上、横幅は多少狭くても何とかなりますが、長さが短いとかなりストレスとなり眠れません。

我が家は去年、車を日産のエクストレイルからマツダのアテンザワゴンに買い替えました。

買い替え前のエクストレイルは非常に大きく荷物もたくさん積むことができました。しかし、運転席をできるだけ前にずらしても、身長174cmの僕では爪先がラゲージドアにぶつかって、よく眠れないことが多かったです。

それがアテンザワゴンに買い替えてからは、見かけの大きさは小さくなったものの、運転席を前にずらすと、頭上と足元に10cmくらい余裕ができて、足や頭がつっかえる事がなくなり、快適に眠る事が出来るようになりました。

横になった時、足元と頭上にそれぞれ10cm以上余裕があると、かなり楽に車中泊で眠ることができます。

 

その2「できるだけ凸凹は無くすべし!」

20代の独身時代にも車中泊をした事があります。その頃は快適さなど全く考えず、ただ眠れればよいと思い、運転席の背もたれを倒して一晩過ごしました。(ちなみに、その時の車は初代日産キューブ)

その夜は皆さんのご想像通り、狭くて凸凹なシートでロクに眠れなかったうえ、翌日は身体中痛くて大変でした。

それが、エクストレイルやアテンザワゴンでは、ほぼフラットな荷室であるため、身体が安定しない不快感や翌日の身体の痛みに悩まされることがありませんでした

車の構造上、平らなスペースを確保できない場合は、段差に折り畳んだタオルなどを置くだけでも、段差が少なくなり不快感が軽減されます。

下の写真は我が家のアテンザワゴンです。手前が少し持ち上がっていますが、実際にはほぼ平らになるため、かなり快適に眠ることができます。

車中泊マット

その3「ベッドスペースには、マットを敷くべし!」

我が家のように大人2人が車中泊しようとした場合、ワンボックス以外では後部座席の背もたれを倒して、トランクスルーにするのが一般的な方法だと思います。

その場合、床となる部分はそれなりの硬さがあるため、じかに寝たり寝袋だけで眠ると身体が痛くなります

そうならないためには、マットを敷くことをオススメします。

我が家の場合は、僕が独身時代に使っていた安い薄手の折り畳みマットを敷いていますが、これがあるだけでかなり快適に眠る事ができます。

また、マットを敷くことで、タオルで埋めた段差が、さらに気にならなくなります。

我が家では、使い古しのマットですが、ホームセンターやカー用品店、ネットショップなどでは、車中泊用の汎用エアマットや車種ごとの専用マットなども販売されています。

年に何十回も車中泊をするような方は専用品などの購入をお勧めします。これから車中泊を始めてみようとしている初心者の方は、まず使い古しのマットや敷布団を利用してみて、長く続けるようであれば専用品の購入を検討してみてはどうでしょうか。

その4「枕はいつも使っているものを持っていくべし!」

車中泊では、車という普段より狭いスペースで眠ることになるので、何でもコンパクトにと考えがちですが、枕だけはいつも使っているものを持ち込んでください。

我が家では、初めて車中泊をするときに、荷物を少なくするためにと、100円ショップで車内用だったか持ち運び用だったかの小さい低反発枕を買いました。

その結果、枕が小さく低いため寝心地が非常に悪くてよく眠れない夜を過ごしました。

特にホテルに泊まると「枕が変わって眠れない」と言う人は、いつも使っている枕を持って行くことで、快適な睡眠を得ることができます。

いくら枕が大きいといっても、所詮移動は車です。積み込めるスペースが無いのなら別ですが、そうでなければ枕は是非、いつもの物を持っていってください。

まとめ

皆さん、いかがでしたか?今回は「快適な車中泊のススメ〜第1回ベッドルーム編〜」と題して、僕の体験をもとにして、主に車中泊の寝具について話してきました。

まとめると、

  • その1 「平らなスペースは、できるだけ長く確保すべし!」
  • その2「できるだけ凸凹は無くすべし!」
  • その3 「ベッドスペースにはマットを敷くべし!」
  • その4  「枕はいつも使っているものを持っていくべし!」

この4つのことに気をつけると、車中泊である程度快適に眠ることができます。

「これから車中泊を始めてみたい」とか「車中泊したけど、どうも良く眠れない」という方の参考になれば、嬉しく思います。

次回は「第2回 車内装備編」として、更に快適に眠るための工夫についてお話しします。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

よろしけれ、こちらもどうぞ。

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