ドライブ

本当に怖い!真夏のベーパーロック現象

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みなさん、「ベーパーロック現象」というものを知っているでしょうか。自動車学校に通っていたり卒業したばかりであれば「あぁ、授業で言っていたアレね」となる人も多いかと思いますが、運転免許をとってから随分たっていたり、そもそも運転免許を持っていなくて知らないと言う人もいるかと思います。そんな方々に向けて僕の実体験をもとに、本当に怖い「ベーパーロック現象」について、お伝えしようと思います。

峠の下り道にて

もう20年くらい前の夏のある日。その日は休みで天気は快晴、ドライブにはもってこいなので一人、苫小牧から日本海へ向けてドライブに行きました。苫小牧を朝出発し小樽方面の日本海側へ出て海沿いを北上、浜益から滝川に抜けて帰ると言うコースを予定していました。

前半は何事もなく、日本海側の海沿いと内陸に向かう山々の風景を眺めながら運転を楽しんでいました。そんな浜益から滝川へ向ける途中の峠道も後半にさしかかった下り坂での出来事です。峠道なので当然カーブがたくさんあります。当時はAT車のミストラルと言う車体の大きな今で言うSUVタイプの車です。車体が重いので自然と下りでスピードが出るので、カーブ手前ではブレーキを踏んで減速します。そうして幾つかのカーブを過ぎた時にそれは起こりました。次のカーブが迫ってきたのでブレーキを踏んだ瞬間、何の抵抗もなくブレーキペダルがべた踏み状態になったのです。そのうえ車は全く減速せずにカーブに進入する直前です。慌ててドライブレンジだったシフトノブを2速にダウンさせ、なんとかエンジンブレーキで減速させてカーブを抜けました。まだ下り坂は続いていましたが、ギヤを2速から1速にして充分減速したところでサイドブレーキを引いて路肩に停止しました。

車の確認

まず最初に疑ったのはブレーキオイル漏れでした。直前まで普通にブレーキが効いていたので可能性は低そうですが、車から降りて今走ってきた道を振り返ってオイルの痕跡がないかどうか見てみましたが、路上には何もありません。車体の下ものぞき込んでみましたが、そちらも何もありません。このままでは車を走らせることはできても止まることができないので、非常に危険です。だからと言って現在のように携帯電はもなく、山の中で他の車が走ってくる様子もありません。

しばらく考えていましたが、まずは近くの民家か修理工場までノロノロ運転で移動することにして車に乗り込みました。エンジンをかけようとブレーキペダルに足を乗せると、いつもの抵抗感がありました。もしやと思い少し走ってからブレーキをかけると普通に止まります。とりあえず止まることができるようになったので、再発する可能性を頭に入れながら、ゆっくり家路につきました。

原因は「ベーパーロック現象」

帰り道で原因は何か考えながら走っていると、教習所で同じようなことを聞いた記憶が蘇ってきました。その時は名前を思い出すことはできませんでしたが、フットブレーキを踏み続けると、その圧力でブレーキオイルの温度が上昇、さらに圧力をかけると温度が上がりオイルが沸騰して泡立ち、その泡がクッションとなってブレーキペダルからの力がブレーキ本体に伝わらず、最後はブレーキが効かなくなると言うことです。その日の気温は30℃を超えていて、峠の下り道に他の車がいなくて少しスピードが出ていました。そのためカーブを含めてブレーキを踏む頻度が多かったと思います。そのため最終的にブレーキオイルが泡立ち、ブレーキが効かなくなったと考えられました。

その後、定期点検で見てもらいましたが特に異常はなく、この現象が「ベーパーロック現象であることも分かりました。

「ベーパーロック現象」を防ぐには

上で書いたとおり、この現象はブレーキの踏み過ぎが原因となるので、ブレーキを踏みすぎなければ、ほとんど怒ることがありません。

具体的には教習所でよく言われる「エンジンブレーキ」の多用です。シフトダウンしたときのエンジン抵抗で減速するものですが、今主流になっているAT車はマニュアル車に比べると、ドライブレンジの次は一般的に2速となるためエンジンブレーキの効きが極端すぎたりするので、早めにアクセルを離してからシフトダウンするのが効果的です。

まとめ

僕の体験したベーパーロック現象は、いかがでしたか。最近では道内でも夏の最高気温が35℃を超える場所があります。そんな時に峠越えをするときは、下り坂でエンジンブレーキをできるだけ使って、ベーパーロック現象によるブレーキが効かなくなる事態を防いで、事故のないドライブを楽しんでください。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

よろしければ、こちらもどうぞ。

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