先日、アテンザワゴンで大沼ICから黒松内ICまで高速道路を走ってみました。この春まで乗っていたエクストレイルと比べると、高速道路を走った感じが随分違ったので、安定性・加速性などを比較してみます。
比較対象
比較するのはこの春の買い替え前後に乗っていた車で、排気量と燃料、ミッションは以下の通りです。
- 平成19年製日産エクストレイル、2500cc、レギュラーガソリン、CVT
- 平成28年製マツダアテンザワゴン、2200cc、軽油、ロックアップAT
安定性
横風の影響
エクストレイルの場合、車高が高いため風の影響を受けやすいので、風の強い日や吹きさらしの場所で横風を受けるとハンドルが取られやすいのですが、高速道路ではその傾向が強くなります。それに対してアテンザワゴンは車高が低いため、横風による影響がかなり少なく感じます。
直進安定性
エクストレイルでは直進していても90km/h位からハンドルが若干ぶれるような感じがありましたが、アテンザワゴンでは感じません。路面の凹凸や轍などによる影響だとは思いますが、アテンザワゴンのほうがぶれる感じは少ないようです。
加速感
エンジンとミッションは、エクストレイルがレギュラーガソリン2500ccでCVT、アテンザワゴンは軽油2200ccターボでロックアップATになってます。これを字で見ただけだとエクストレイルのほうが加速性が良いようなイメージを受けます。これは僕の中で昔のディーゼル車が頭の中にあるからだと思います。けれど実際はエクストレイルよりもアテンザワゴンのほうが加速しやすいです。
アテンザのディーゼルエンジンは、昔のディーゼルエンジンと比較してまわりやすいという印象です。恐らく単純にエンジンだけ比べるとエクストレイルと同じ様な感じだと思います。そこで加速感の違いに影響が出るのがミッションの違いだと思います。
CVTは無段変速のため滑らかに加速して行きますが、アクセルを踏んでから加速するまでに時間差があるため、結果として加速が悪く感じます。それに対してロックアップATだとアクセルを踏むのとほぼ時差なく加速して行くので、加速が良いように感じます。
エンジンの違いとミッションの違い、そこに車体形状の違いが加わって、アテンザワゴンのほうが加速が良いように感じるのだと思います。
視界
アテンザワゴンは車高が低いため視点が低くなっています。そのため、先行車が少ない時には感じませんが、交通量が増えてきて流れが悪くなってきた時には、前の状況が分からないためちょっとイライラしてきます。
それに対してエクストレイルは視点が高いため、先行車が多くても前の状況が確認しやすいため、精神的に余裕を持つことができます。
まとめ
約9年前に買った車とこの春買った車では、単純な比較対象となるかどうかは分かりませんが、車の買い替え前後で感じた違いをまとめてみました。総合的に高速道路ではアテンザワゴンのほうが走りやすく感じました。ただ、視界の良さは視点の高いエクストレイルのほうが良かったと思います。
今回は旅行荷物などのない状態で高速道路を走行した時の感想ですが、今度の帰省で荷物をたくさん積んだ状態でどんな感じかを確認しようと思います。
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