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小回り最高!日産キューブ

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僕の4台目の車は日産の初代「キューブ」でした。小さな車体で色々なところを走りました。

購入に至った経緯

3台目の車が日産テラノの兄弟車のミストラルでした。よく大人数でスキーやドライブに行くことが多かったので重宝していましたが、年々その回数が減るとともに出先では大きい車体だと駐車場内での取り回しや入れる立体駐車場が限られるなど、不便なところが目につき始めました。

そんなとき、定期点検で日産に行って担当セールスの人と車の調子を話している中で上記のようなことも言ってみると、「キューブ」のことを教えてくれました。

僕の買ったキューブの仕様

大きい車に不便さを感じていましたが、4WDは外せない条件でした。そこで話題に出てきたキューブは条件に合った車でした。

ベースは日産マーチで排気量は1300cc、フルタイム4WDでミッションはCVT+M6(6速マニュアルモード)、4名乗車可能でセカンドシートの背もたれを倒すと荷室が広がり、ミストラルほどではありませんが大荷物も積むことができます。

排気量は少なめですが、レースをするわけではないので普段使いには十分、4WDなので冬道も安心、CVTに6速マニュアルモード付きのミッションとシフトハンドルがコラム(ハンドル横)式なのは初めてですが、今までとは違う雰囲気なのが楽しそうでした。

走ってみての感想

想像通り小回りが利いて楽しい車でした。駐車場にも困らず、この頃は大人数での行動も少なくなって、一人で出かけることが多く身軽に移動しているなと言う実感が湧きました。

コラムシフトに最初の頃は戸惑いましたが、慣れると足元が広くて車体と比較して居住性は良いように感じました。また、ステアリングにマニュアルモード用のシフトアップ・ダウンスイッチがついていて、追い越しや下り坂でのエンジンブレーキの時にハンドルから手を放さなくてもいいのが、小さいことですが僕的にはポイントが高かったです。

こんなこともしてみました

リアシートをすべて倒してテントに寝袋、クーラーボックスに七輪・木炭、旅行道具をギュウギュウに積め込み、夏休みを利用して一人キャンプに行ってみました。

苫小牧から霧多布岬を目指しその後旭川の実家までを2泊3日で走りきると言う、例によって無茶な行程を立ててみました。

初日は早朝6時前に出発、ひたすら東へ向かって海沿い道を走り続けました。そうして走り続けること10時間余り、霧多布キャンプ場に到着しました。名前の通り到着したときにはキャンプ場全体が霧に包まれており、初日からテントがずぶ濡れになりそうだったので、管理棟でバンガローが空いていないか聞いてみると幸い空きがあったのでテントを張らずバンガローへ。床は当然板敷きで堅いですが、寝袋に入って割と快適に休みました。

翌日も早朝に目覚めたので荷物を片付け早々に出発、納沙布岬に向かいました。そこで北方領土をゆっくり眺めようと思いましたが、巨大な真っ黒い車に乗っている集団の方々が大勢いたのですぐに退散、次の目的地である根室駅に向かいました。ここでは駅前にある喫茶店で「エスカロップ」というB級グルメを食べるのが目的です。エスカロップはタケノコが入ったバターライスの上にトンカツが乗りデミグラスソースがかかっているものです。当時は色々なところで取り上げられていました。確かに食べてみるとカツカレーともハヤシライスともちがい、何とも言えない美味しさでした。食事後に外へ出ると、駅前で花咲ガニを売っていたので1杯買って実家へ宅配で送り、次の宿泊地帯広へ。

帯広では札内川園地キャンプ場でテントを張りました。けれど僕の他には誰もキャンプ客がいなくて、暗くなるとクマが出そうな雰囲気で一人テントで寝るのが怖く、結局車の中で眠りました。当然手足を伸ばせるわけではなく、寝不足気味で翌早朝に旭川に向かって走り出しました。

旭川には午前10時頃に到着、前日昼頃に頼んだ花咲ガニより先に僕の方が到着しました。

まとめ

それまで乗ったどの車よりも車体は小さかったですが、その分小回りが利いて車との一体感を味わうことができました。あの角ばった形は今の時代では少ないですが、今でも通用するデザインだと思います。

今では当たり前のCVTを知ったのもこの車でした。そういう意味では、ちょうど技術の移行期にあった車だったように思い、非常に印象深い1台でした。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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