自動車

車の「使い勝手」について考えてみる

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先月、マイカーを買い換えました。この先10年使う予定なので、10年間の使い方がどうなるかを色々考えました。それを含めて車を買い替える時に考える、一般的なポイントである「使い勝手」について考えてみようと思います。

使い勝手とは

使い勝手は、使う人の主観によって変わると思います。燃費重視なのか、大人数が乗れなければならないのか、荷物をたくさん積まなければならないのか、はたまたデザインが一番なのか。デザインの良し悪しは個人差が大きいので今回は除外しますが、いろいろな角度から車の使い勝手を考えようと思います。

なお、ここでは個別のメーカーや車種ではなく、目的別に分類しようと思います。

燃料費重視

レギュラーガソリン車

今現在、一番ポピュラーなエンジンだと思われます。軽自動車から概ね2500cc位の排気量の車に使われているのがレギュラーガソリンだと思います。比較的排気量が小さく車体重量も軽いので高出力が必要ないため、燃費が良い傾向にあります。最近ではダウンサイジング化が進み、小排気量で高出力のエンジンが増えいています。

ハイオクガソリン車

比較的大排気量・高出力の車に多いです。また、ディーゼル以外の輸入車のほとんどがハイオクガソリンを使われています。レギュラーガソリンに比べてオクタン価が高いので、高出力エンジンに良く使われています。高出力を維持するために燃料消費が多くなる傾向にあります。

ディーゼル車

燃料に軽油が使われていて、自家用車からバス・トラックなどの大型車まで幅広く使われています。以前は黒煙やNOxなどの環境問題から乗用車では車種が減りましたが、黒煙防止用のフィルターやNOx低減用の改質器、低圧縮エンジンの開発などで、徐々に車種が増えつつあります。

ハイブリッド車

これはガソリンエンジンをモーターでサポートするのが基本ですが、そのサポートの仕方で燃費が大きく変わります。

燃料費重視まとめ

一般的な燃料費はハイブリッド<ディーゼル<レギュラー<ハイオクになると思います。ただし、電気自動車は充電式なので燃料費重視からは除外しました。

居住性

軽自動車

普通は4人定員だと思います。人数こそ普通乗用車に比べると少ないですが、最近では車高を高くとって頭上の圧迫感が無くなり、外見よりも広く感じます。荷室を狭めることで後部シートの足元も広くなっています。

普通乗用車(セダン、ワゴン)

定員は5人が多いですが、車種によって車体の大きさが違うので、頭上・足元・横幅とも十分な広さのものから、定員いっぱいの乗車だとキツキツになるものもあります。

ワンボックス

これは定員7~8人が多いと思います。車体が大きく全体に余裕があると思います。高さもあるので頭上の圧迫感は一番少ないと思います。キャプテンシート仕様だと、更に快適になると思います。

SUV

5人乗車がほとんどですが、車種によっては折りたたみシートが設定されていて7人乗車可能なものもあります。人数は普通乗用車と変わりませんが、頭上に余裕があるものが多いので広く感じると思います。

居住性まとめ

乗車定員に対する広さを考えると、居住性は車体の大きさに依存する部分が大きいですが、荷室スペースを犠牲にすることにより居住空間を広く確保することができます。

積載性

軽自動車

最近は居住空間を確保するために、荷室スペースが狭くなる傾向があると思います。後部座席をたたんで荷室スペースを広くすることができます。

普通乗用車(セダン)

荷室であるトランクは座席と完全に分離されていますが、車体が大きくなればそれに比例してトランクは広くなります。後部座席をトランクスルーにすることで長いものを積むことが可能になります。

普通乗用車(ワゴン)

セダンと車体後部の形が違うため、体積が大きいので荷物を重ねて積むことができます。後部座席の背もたれを倒してトランクスルーにすることで、さらに積載性がアップします。

ワンボックス

車体は大きいですが、定員乗車をすると荷室スペースは決して広くはないと思います。乗車人数を減らすことにより、積載量を増やすことが可能になります。

使い勝手まとめ その1

今回は車を選ぶときの基準になる燃費、居住性、積載性について考えてみました。僕の主観が入っていますが、それぞれ車種によっての違いがはっきりしました。

次回は駆動方式、取り回し、車中泊について考えてみようと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

よろしければ、こちらもどうぞ。

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