道の駅スタンプラリーとその前の年の旅行で稚内へ行った時に、宗谷岬にも行ってきました。そこでは素晴らしい景色と美味しいラーメンが待っていてくれました。
今更ながらですが、宗谷岬の場所は
日本最北端の地と言うことで、全国的に有名なので今さらな感じではありますが、場所のおさらいです。住所は稚内市宗谷岬で、岬の名前そのものが住所になっています。稚内市と言うことから市街地から近い印象を受けますが、稚内の道の駅=JR稚内駅から車で約1時間の場所になるので、イメージほど市街地から近いわけではありません。
市内中心部からは国道238号線の海岸線をひたすら東に向かって走って行った先にあります。途中の右手には稚内空港もあり、時間が合えば飛行機の離発着を見ることもできます。
海沿いの国道は交通量がそれほど多いわけではないので、景色を眺めながらのんびりとドライブを楽しむには最適なルートのひとつだと思います。
宗谷岬からの風景
もはやテレビや雑誌などで見慣れているのですが、「日本最北端の地碑」越しに見る海は、同じ海なのに「ココが日本の一番はしっこか・・・」という何とも言えない気分になります。
最北端の地碑そして、海とは反対側に振り返ってみると、そこはすぐに急斜面の山になっています。道路脇にはドライブインやおみやげ屋さんが数軒ありますが、そのすぐ後ろは山肌になっていて山の上に通じる道路が一本走っています。その道路を登っていくと、今度は上から海を見下ろすことができます。海面とほぼ同じ高さからではなく、高い場所から見下ろすことになるので、より遠くまで見渡すことができます。
山の上の食事処「間宮堂」
この山を登ったところに「間宮堂」というお店があります。ここでは観光客がよく食事をしているようで、僕たちもその仲間に入りました。お店の中は真ん中に大きなカウンター席と壁際にテーブル席があり、テーブル席では窓越しに景色を眺めることができます。
メニューを見て僕と奥さんが頼んだのは「帆立ラーメン」でした。この時は夏場だったのですが、海からの冷たい風ですっかり身体が冷え切っていたので何か温かいものが欲しくての選択でした。出てきた帆立ラーメンは、あっさり塩味で大きなホタテが乗っかっています。なかなかの味で、スープまで飲みほしてしまいました。ただ、もうひとつ気になるメニューとして「帆立カレー」がありました。ラーメンの味から察するに、かなり期待ができると思うので、何年後になるか分かりませんが、次回の稚内行きのときは帆立カレーを頼もうと思います。
宗谷岬の上は丘陵地帯
ラーメンの後は一旦国道に戻ってオホーツク海側を少し走ってから山側の道に入ってみました。そこは宗谷岬の上にある丘陵地帯に続いていて、丘陵地帯の大部分が「宗谷岬牧場」になっているようです。そこは大きな牧草地帯で、時折放牧されている牛の姿を遠くから見ることもできます。また、牧場内には幾つも風車が立っていて、それが何ともいえず景色に溶け込んでいて、「牧歌的」と言うのはこんな景色を言うのかなと思いました。
この道路は牧場内の斜面を登ったり下ったり蛇行したりしながら、宗谷岬と市内中心部との間の国道に出ることができます。ちょっと穴場なドライブコースだと思います。
まとめ
日本最北端に行くと言うことで、夏にめがけて行ってきましたが、それでも最北の地は冷たい海からの風で、海沿に立っていると肌寒く感じました。また、僕たちが訪れた時間帯のせいか岬には観光客の姿は少なく、じっくりと景色を楽しみ、美味しいラーメンを堪能することができました。
次に行くのが何年後になるかは分かりませんが、できればあまり変わらない風景であってほしいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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